太極拳剣は、32式や42式の総合太極拳剣が有名で多くの方に支持されています。

太極剣32式と総合太極剣42式のご紹介

32式太極剣は一般的に練習されていて有名だが、42式太極剣は、総合太極剣と云って主に競技用で使われている。42式太極剣は、32式より難易になっていて競技用として組み立てられた剣だが、32式を覚えた人が更に進む道として一般にも広く伝わっている。

太極剣32式と総合太極剣42式

32式太極拳剣

32式太極剣は、伝統的に伝えられていた太極剣を32式用に再編集されたものである。
太極剣は、短剣と比較すれば剣身が長く長剣の部類に該当する。中国では武器と言えば“槍”が主だったようだが、太極剣は片手操作の剣で比較的軽く両刃でできている。
これは主に“突く”(刺剣)事を想定しているのだろうか?
日本人は刀と言えば、片刃で両手で操作するのをイメージするが、刀身は真っ直ぐで両刃の直刀なので“剣”、即ち“太極剣”と呼ばれている。中国で片刃の剣は”太極刀”と名称され”剣”とは区別され太極剣のように親しまれているようだ。

 

中国の格闘をイメージすると“片手で操作”が多いようだうだが、ヨーロッパの戦闘場面では、“両刃”でも両手持ちで戦う場面を思い出されるので“両刃”で片手操作は中国特有の事情があるからだろう。両刃でどちらの手で持っても良い双手刀、即ち諸刃の剣が戦闘するには都合が良かったのだろう。騎馬上で戦う時、片手で手綱を握り片手で操作する諸刃の剣が有効だったのだろうか。遠くの敵と戦う長い槍と近くの敵と戦う剣がセットだったかもしれない。

 

太極剣の鞘(サヤ)の使い道(使い方)

不思議なのは、32式太極剣でも42式太極剣でも”剣の鞘”を身につけて戦わない事だ。
太極剣の鞘の使い方には諸説が有るようだが、本来の鞘の目的は、剣は鋭利な刃物でできているので携帯中の身の保護、周囲の保護、刃先の保護などを目的に安全を確保する機能を有する物だとう思う。
が、しかし、鞘も身を守る武器としての役割も担っているとか主張する人も中には居る。
よくよく考えると戦いの場での鞘の役割では、単純に重荷なるだけ、邪魔になるだけで一つもメリットがないような気もしている。※戦った事が無いので?

 

剣は右手基本の持ち方(持剣/接剣)だが、左手の指は“剣指(ジェンヂーzyin zi)”といって剣を持たない方の指の形を表し、人差し指と中指を付け真っ直ぐにする。※套路の始めだけ左手に剣を持つ

 

やはり戦いの場では、鞘を捨てて身軽になって戦闘モードになる方が有利かと思うのだが?
当然、相手と向き合った時に”剣”を抜き“鞘”投げ捨てて身構えるのが正しい?

 

それからすると、太極剣の演武において剣だけで表演するのに合点が行くのは私一人だろうか?

 

※太極剣の鞘の使い道をネットでググッてみたが、殆どわからなかった。鞘はサヤとしての役目である“保護”が本来の役目なんだろう。

 

太極剣32式と総合太極剣42式